アイスマッサージ

嚥下反射を誘発するために嚥下リハでは良くおこなわれる対応です。 舌根や咽頭後壁、軟口蓋などを凍らせた綿棒で撫でたり刺激をして自発的に嚥下をさせて嚥下反射を促します。 Thermal tactile stimulation(前口蓋弓冷圧刺激)も同様で、前口蓋弓に冷圧しがきが加...

嚥下調整食について

嚥下開始食として良く使われるのはエンゲリードですが、このゼリーは口腔内や咽頭内で長く貯留しても溶けず、柔らかく、付着性も低く、纏まりも良いので誤嚥や残留のリスクが低く良く使われます。 トロミ剤も口腔、咽頭内の流れを遅くすることで嚥下のリスクを軽減するので良く使われます。0....

嚥下障害の重症度分類

嚥下障害の重症度分類は色々な種類のものが考案されています。 代表的なものをご紹介します。 摂食嚥下障害臨床的重症度分類( dysphagia severity scale : DSS) 分類               定義...

摂食機能発達の8段階

小児の摂食嚥下機能発達には八つの段階があるかことが知られています(向井 2000) 1 経口摂取準備期 哺乳反応、指しゃぶり、玩具なめ、舌突出など 2 嚥下機能獲得期 下唇の内転、食塊輸送、舌の前後運動 3 捕食機能獲得期 顎・口唇の随意的閉鎖、上唇での取り込み...

直接訓練を始める前のチェック事項

直接訓練を始めるにあたっては誤嚥や窒息などリスクが伴うので患者さんの状態をモニタリングしながら行うなど注意が必要となります。 言語聴覚士協会が出している前提条件というものがあります。 ・意識が覚醒 JCSで一桁 ・全身状態安定:重篤な併存症なし バイタル安定 脱水・栄養障害...

食具の工夫

食事に使うスプーン一つをとってみても様々な素材、形、大きさがあり使い分けることいよって食べやすい環境や誤嚥防止に役立ちます。 スプーンの形状を平なものに変えて口唇の閉鎖を促したり、ホールの浅い物を使用することで一口量の調整もしやすくなります、またKスプーンのように柄が長い物...

嚥下反射 咳反射の低下

嚥下反射、咳反射はVE検査でも評価する項目ですが、反射の低下はサブスタンスPの咽頭と気管への放出の欠如によって起こります。 サブスタンスPとは血圧を下降させ、平滑筋を収縮させる神経ペプチドで神経伝達物質として機能するとされています。...

脱水の予防の重要性

高齢者は夏に限らず脱水に陥りやすい、室温調整や寝具の温度調整が上手くいかず発熱して脱水になることがあります。 予防の第一番は観察を良くする必要があります、皮膚の張りや、口腔内の乾燥具合、食事量など生活の様子を観察して足りない場合は水分の補給を促したほうが良いです。...

嚥下内視鏡検査(VE)

嚥下内視鏡検査は軟性のファイバースコープを経鼻的に挿入し、嚥下中の咽頭の動きや喉頭の動きを観察する方法で嚥下中の食塊移送と声帯の閉鎖、唾液の貯留、咳反射、咽頭残留などを様々な食形態を使って観察出来る検査です。 最近ではポータブルの機械が出ており、訪問してベッドサイドで検査も...

頭部の姿勢

食事をする時に重要なのが姿勢です。僕自身も姿勢は良い方では無く意識しないとすぐに猫背になったりします・・・多分座高が高いのでテーブルの高さが他の人より低く感じるためかと思われます。テーブルや椅子などの周りの環境も姿勢を左右しますので、良い姿勢が取れる環境を整えるのも一つの手...

介護保険制度

2000年の4月から公的な社会保険制度として介護保険制度が始まりました、40歳以上の人が介護保険料を負担し介護が必要だとされた人が介護サービスを受けることが出来ます。 それまでは老人福祉制度と老人医療制度による対応でしたが、日本の高齢化は急速に進んでおり現行の社会福祉制度で...

高2で交通事故にあった話

子供の頃から注意力散漫で落ち着きがないと良く言われていましたが、高校2年の夏休みに原付バイクでバイト先に向かう途中右折した瞬間に直進の車に轢かれました。一瞬の出来事で気を失い良くわかりませんでしたが、気がついたら交差点のはるか遠くまで吹っ飛んでいて、左足が関節でないところで...

発声と発音の訓練

嚥下の基礎訓練の一環としてよく発声訓練が行われます、ここではいくつかの訓練法を紹介します。 ・パタカラ体操 最もポピュラーな訓練で「パ」は口唇閉鎖と鼻咽腔閉鎖、「タ」「ラ」は歯茎音で舌尖が歯茎を弾く、食塊の送り込みに関わる舌の動き、「カ」は軟口蓋音で後舌の動きの訓練になりま...

唾液の作用

3大唾液腺である耳下腺、顎下腺、舌下腺から大部分の唾液が1日に1〜1.5ℓも分泌されます、唾液は口腔の刺激により分泌されるので口腔を使わないと唾液の分泌は下がります。 唾液の作用としては主に以下のようなものがあります。 ・咀嚼・嚥下作用...

歯の種類

永久歯は親知らずを入れて上下合わせて32本あり、それぞれが異なる形をして様々な機能を果たしています。人間の中で最も硬いとされるエナメル質によって表面を覆われているため毎日の食事で過酷な環境にさらされても大丈夫な耐久性があります。...

意識レベルの指標

摂食嚥下評価をする時、まずはじめに患者さんの意識レベルを確認します。急性期の病院で使っている評価法でJCS(Japan Coma Scale)というものがあります。特に脳血管障害の急性期では意識レベルが変化するために良く使われます。 Ⅰ 刺激しなくても覚醒している状態...

下顎の固定

嚥下を確認するサインとして喉頭の挙上は外からよく見えるので良い目印になります。 舌骨と喉頭を挙上するには下顎が固定されている必要があり、実際に自分自身でやってみるとわかりますが、上下の歯が噛み合ってない状態での嚥下は難しいです。...

鼻咽腔閉鎖訓練

「パ・タ・カ」の音が「マ・ナ・ガ」のように聞こえる場合は鼻咽腔閉鎖の不良を疑います。鼻咽腔閉鎖機能は鼻音と口音を分ける発声の明瞭度と軟口蓋を挙上して鼻咽腔閉鎖を行うことで食べ物を送りこむ役割を担っています。 目的 開鼻声の軽減 鼻腔への逆流防止 咽頭残留の防止...

オーラルフレイルチェック

オーラルフレイルとはお口の衰えを表します。健康と機能障害の中間にあるので早めに気がついて対処することでより健康な状態に戻ることが出来ます。 最近では健康寿命を延ばそうということで国を挙げて取り組むべき課題となっております。...

中2で永久歯を失ったお話

子供の頃は歯磨きが嫌いで、ほとんど磨いて無かった記憶があります。小さい頃、歯医者さんへ連れていかれ歯茎が真っ赤に腫れていて、虫歯が沢山あると指摘されて何度も嫌々通院していた記憶があります。 何と言ってもあのホルマリンの臭いと歯を削る音や削る振動が脳天に響く感じが恐怖でしかな...

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