綺麗な白い歯は笑顔をより素敵なものにします、有名人はほとんどと言っていいほど歯が白いです。だいぶ前ですが東幹久さんの「芸能人は歯が命」なんでキャッチフレーズも流行りましたよね。
歯を白くするには、削ってセラミックを被せるやり方と薬剤を使って自分自身の歯を白くする方法があります。有名人のほとんどはセラミックによるホワイトニングですのであの白さを目指している方はセラミック治療をお勧めします。
あそこまで不自然な白さでは無く自然な白い歯を目指している方は薬剤によるホワイトニングをお勧めします。
ではそれぞれのやり方についてみていきましょう。
セラミックで被せる方法
① まずは完成形のシュミレーションをします、最近ではデジタルでの取り込みも出来るようになったのでカメラで型取りをしてコンピュータ状で歯のシュミレーションが可能となります。従来どおり模型を作るやり方もあります。
② シュミレーションで作った形の仮歯を作っておきます
③ 神経が残っている場合は麻酔をして被せられるように歯全体を削ります
④ 型取りをします(デジタルもしくは印象材)
⑤ 色合わせ(シェードテイキングをします)
⑥ 試適をします
⑦ 仕上げの研磨をして完成 → セット となります
以上の工程がかかるので早くても1ヶ月程度はみておいた方が良いです。
*歯科医院によって工程は違うので事前にご確認ください
ホワイトニング用の薬剤を使う方法
ホワイトニングの薬剤を使う方法は歯科医院でおこなうオフィスホワイトニング、自分自身でトレーを使って行うホームホワイトニングがあります。
Ⅰ オフィスホワイトニング
① まずは現在の歯の色合いを記録します
② 歯肉に薬液がつかないようブロックする材料を歯茎に盛ります
③ 薬液を歯の表面に塗ります(照射する場合と時間を置く場合があります)
④ 以上を何セットか繰り返して希望の色合いに近づけます
大体一回の施術で30分〜1時間 何回かやる場合が多いです。
Ⅱ ホームホワイトニング
① まずは現在の歯の色合いを記録します
② 型取りをしてホワイトニング用のトレーを作製します
③ ジェルとトレーを受け取り ご自身でジェルをいれてホワイトニングをしていきます
大体2週間〜1ヶ月で希望の色合いに近づきます。
オフィスホワイトニングは効果がすぐに得られる反面効果が持続しにくい傾向で、ホームホワイトニングは効果が出るまでは時間がかかる反面、歯全体に薬剤を浸透させるため効果が長持ちする傾向があります。
それ以外のホワイトニングと呼ばれる方法
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)
専門家による徹底した歯の清掃の事で、歯周病などの病名がつけば保険でもしっかり時間を取って施術を受けたい場合は自費で受ける事が出来ます。
歯の着色や汚れを専用のペーストで丁寧に除去するので、このクリーニングを受けるだけでかなり変わる方も多いです。
ホワイトニングの施術を受ける場合は必ず行われます
ウォーキングブリーチ法
歯の神経を取った歯は時間が経つと黄ばんで来て、さらに時間が経つと黒ずんできてしまいます。歯も脆くなるので削って被せる事が多いですが、簡便にある程度歯の色を白くする方法が主に前歯で行われるウォーキングブリーチ法と呼ばれる方法です。
歯の裏側に詰まった樹脂を取り除いて薬剤のジェルを注入して仮ブタをして二、三日おきます。これを何度か繰り返して歯を白くしていきます。
金銭面や歯を削る事に抵抗がない方はセラミック治療でお好きな色に、自然な白さを求める方はまずは薬剤を使ったホワイトニングが良いでしょう。
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