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下顎の固定

最終更新: 5月24日

嚥下を確認するサインとして喉頭の挙上は外からよく見えるので良い目印になります。

舌骨と喉頭を挙上するには下顎が固定されている必要があり、実際に自分自身でやってみるとわかりますが、上下の歯が噛み合ってない状態での嚥下は難しいです。


舌骨・喉頭の挙上は舌背の口蓋への押しつけ強化、喉頭蓋の反転による喉頭口の閉鎖、食道入口部の開大、舌根の後下方への移動に連動して起こります。その前提条件として下顎の固定が重要になって来ます。

実施に入れ歯を使っていない無歯顎者の嚥下時の状態を調べてみると下顎の固定が難しく歯茎に頬や舌を挟んで固定している様子が確認出来たそうです。


入れ歯を装着することは咀嚼にばかり重要視されますが、適切な顎位で適切な咬合を与える事が出来れば咀嚼だけでなく、嚥下をする際に下顎を固定するという意味や噛む事で嚥下に関わる筋肉を鍛えるという意味でも重要になってくると思います。




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