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口腔ケアとの出会い

最終更新: 4月30日

僕が学生の頃の話になりますが、まだそれほど口腔ケアや摂食嚥下の分野が広まっていない頃、いまだに覚えていますが、現(R2.4月現在)摂食嚥下リハビリテーション学会理事長の植田先生が大学に赴任して来られて、熱い授業を受けたのが口腔ケアとの出会いです。


脳卒中や障害を受けて介護状態になった方たちへの口腔ケアの行き届いていないお口の状態のスライドや全くお手入れされていない義歯のスライドなど、かなり衝撃を受けた記憶があります。先生の情熱も凄くて一歯科医師としてこの状態を何とかして良くしたいとおっしゃっていたのを今でも覚えています。


その後、卒業して大学病院に数年残った後、そんなことも忘れて普通に一般歯科などの外来を中心に臨床生活を送っていましたが、卒後5年目に初めて訪問歯科を経験しました。

外来で臨床をバリバリやっていた僕にはかなり物足りないと感じながらも、この分野は今後もっと必要になってくると思い口腔ケアや義歯の調整を中心に行っていました、それから数年が経ち摂食嚥下の分野が訪問歯科業界でも盛んにすすめられるようになりました。その時にVEだ何だとかなり盛り上がりをみせておりましたが、その時参入は避けていました、理由は訪問で検査してもその後のフォローがしっかり出来ているのか疑問だった事、より安全にリスクを少なくするため、どんどん食形態が落とされたり胃瘻になってしまう患者さんが多いと感じていたからです。


しかし数年後、やはり「食べる」という事はとても重要でニーズのある事であると思い直し色々勉強が出来るところを検索していたところ母校の大学の研修医制度を発見し即座に連絡しました。

ほぼ知識も経験も無い状態からの挑戦ですが大学の先生のフォローもおかげで経験を積むことが出来ています。


新型コロナで大変な時期ですが、これからの準備の時間、自分自身を見つめなおす時間とし前向きに捉えております。これからも「食べる」への挑戦は続きます。




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