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味覚障害と5基本味

更新日:2023年9月22日

味覚障害の原因は突発性、薬剤性、心因性、末梢、中枢神経性など様々ですが突発性と薬剤性が33%と19%で約半数を占めています。

治療に関してはどのような作用が原因かわかっていないため対症療法として薬剤の変更や亜鉛投与が主となっています。


 

舌苔で味覚障害は生じるか?


舌苔はその名の通り舌の上に付着した苔のようなもので、細菌の塊です。口腔内の衛生不良、乾燥、唾液の減少などが原因で生じます。味覚は舌にある味蕾と呼ばれるせんさーで受診されていますので、舌の上に汚れが付着していると味を感じにくくなったり味わいが変わってしまう可能性があります。また口臭の原因となることもありますので適切にケアをしてきれいに保つようにしましょう。

 

味覚とは?


味覚は甘味(炭水化物源)塩味(ミネラル源)うま味(タンパク質源)酸味(腐敗物)苦味(毒物)として知られていて、栄養物質を選択的に摂取するために味覚センサーとして使っています。味覚は味蕾と呼ばれるセンサーで受容されており、以前は舌前方は甘味、奥は苦味、舌の側方は酸味と言った場所によって受容され散る味覚が違うとされていました。現在では場所により差がありますが、どの場所においても全ての味が感知されているとの事です。


 

美味しさとは何か?


美味しいと感じるのは人それぞれ異なりますが、よく「外はサクサクで中はフワフワ」とい表現であらわされる食感や音、香ばしいなどに代表される臭い、コクがあるなどに代表される色々な味が重なる事による味の深み、あとは見た目や食べる空間なども重要です。

たとえば鉄板に乗ったハンバーグは熱々な香ばしい香り、やジュワーと焼ける音、などがありますがテイクアウトのハンバーグは作りたてで無いのもありますが、同じものなのに味の感じ方はかなり変わります。

また容器に入ったままの食べ物より、お皿に綺麗に盛り付けされた食べ物の方が美味しく感じられます。


ビールのように最初は不味く感じられても何回か飲むうちに美味いと感じるようになったり年齢によっても食べれるようになったなんて経験がある人も多いと思います。


まだまだ解明されていない事が沢山あり謎に包まれていますが「食べる」という行為において味覚はかなり重要なウェイトを占めているように感じます。


食べ物の美味しさは実際には良くわかっておらず、味覚だけでなく視覚、触覚、嗅覚、聴覚によっても左右されますので奥が深いです・・・





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