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唾液の作用

更新日:11月5日

3大唾液腺である耳下腺、顎下腺、舌下腺から大部分の唾液が1日に1〜1.5ℓも分泌されます、唾液は口腔の刺激により分泌されるので口腔を使わないと唾液の分泌は下がります。

唾液の作用としては主に以下のようなものがあります。



 


① 咀嚼・嚥下作用


咀嚼時に食べ物と混ぜ合わさって食塊を形成することにより、その通過を容易にして飲み込みやすくします


② 味覚


食物の味成分が唾液に溶け込み舌にある味蕾と呼ばれる受容器によって味を感じます


③消化作用


消化酵素のアミラーゼがでんぷんを分解して体内に吸収されやすくします


④殺菌作用


殺菌作用のある酵素や免疫グロブリンが細菌や外から入ってくるウイルスの働きを抑えて、お口を清潔に保ちます


⑤緩衝作用


食事をするとお口の中が酸性に傾いて歯が溶けやすい状態になりますが、唾液の重炭酸イオンの働きで中性に戻します。間食が多い場合は酸性の時間が長くなり虫歯になりやすくなります。


⑥自浄作用


お口の汚れを洗い流す作用があります。唾液が少ないとお口の中が汚れやすくなり,口臭が出たりします


⑦潤滑作用


喋ったり食べたりしても傷つかないようお口を滑らかにする作用があります


⑧再石灰化作用


酸性によりエナメル質の成分が溶け出しますが、唾液に含まれるミネラルが歯を修復して再石灰化を促します



 

唾液検査


歯科では簡易的に出来る検査で唾液検査というものがあります。

上記の作用全体をカバーしている検査ではありませんが、虫歯、歯周病、口臭のリスクを判定します。


虫歯菌

お口の中の虫歯菌の量を判定します、多ければ虫歯になりやすいです

酸性度

唾液の酸性度を判定します、高ければ虫歯のリスクが高いです

緩衝能

​唾液の中性に戻す力を判定します、低いと虫歯のリスクが高いです

白血球

​炎症の有無を判定します、多ければ歯周病のリスクが高いです

タンパク質

​炎症の有無を判定します、多ければ歯周病のリスクが高いです

アンモニア

口腔衛生状態を判定します、悪いと口臭リスクが高いです


の6項目をグラフを見ながら評価します。


 

唾液を増やす方法


これだけの作用があるので、唾液が減ってくると様々な影響が出そうですね・・・

唾液の分泌を増やす方法も紹介します。


①体内水分量を増やす


カフェインの利尿効果で水分が出てしまったり、緊張時など交感神経が優位になったりすると唾液が出にくくなります。体内の水分量を多くするためこまめな水分補給はとても重要です。


②食事をする


よく噛んでお食事をすると唾液の分泌が促進されます。また両側で噛むことで耳下腺が刺激されて唾液の分泌が促されます


③唾液腺マッサージ


耳下腺、顎下腺、舌下腺を指でマッサージしたり押して刺激をすることで唾液の分泌が促されます。耳下腺はサラサラな唾液を分泌しやすいです。






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