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誤嚥性肺炎と口腔ケア

誤嚥のみで必ずしも肺炎になるわけではなく、誤嚥物の内容や咳反射の有無や患者側の免疫状態など様々な要因によって引き起こされます。そのため口腔内を清潔に保つ、舌の機能維持、口腔周囲筋の維持、口腔乾燥の防止などの面で口腔ケアは非常に重要だと言われています。


 

誤嚥性肺炎とは?


肺炎は近年まで死因のトップ3入る病気で、肺炎の種類は細菌性肺炎、ウイルス性肺炎、非定型肺炎の3つに大きく分けられます。

今話題の新型ウイルス性肺炎はその名の通り、ウイルスによる感染で根本的にやっつけるワクチンが無く感染力や致死に至るパーセンテージも高く、その症状に対する対症療法しか出来ない為、脅威とされています。


誤嚥性肺炎とは口腔咽頭の内容物、胃内容物が気管に侵入し起こる肺障害(肺炎、肺臓炎)で、化学性肺炎(肺臓炎)、誤嚥性肺炎、物理的閉息に分類されます。


化学性肺炎(肺臓炎は胃酸及び胃内容物の誤嚥によって起こるもので、特徴は誤嚥後すぐに発症し、急性症状が強く進行しやすいのが特徴です。


細菌性肺炎は起炎菌と患者側の免疫により症状は様々で、通常の肺炎に比べて進行は緩やかなのと悪寒の症状があるのが特徴です。


物理的閉息は液体や固形物によっても起こされる誤嚥性肺炎で食べ物や歯科では抜いた歯や被せものなどの誤嚥により引き起こされます。




口腔ケアの肺炎予防効果

口腔ケアは歯周病予防、虫歯予防、唾液分泌促進、口腔内の感覚の上昇など様々な効果がありますが肺炎予防の効果についても多くの報告があります。

誤嚥性肺炎の原因は夜間の唾液の不顕性誤嚥が主な原因といわれており、肺に流れる細菌を減らすことは非常で上記の図のように大きな効果が期待出来ます。


口腔ケアの目的


 


誤嚥性肺炎を繰り返す場合


誤嚥性肺炎を繰り返す場合は不顕性誤嚥の可能性が高いです。

脳血管障害のあとにある誤嚥性肺炎のリスク因子としては湿性音や嗄声などの発声の異常、むせ込みの症状があります。覚醒状態、酸素飽和度の低下などがありスクリーニングやVE、VF評価をしてリスク対応する事が重要で、経過を注意深く観察する必要があります。


栄養状態が悪い場合は一時的に胃瘻の造設を検討するのも良いです、胃瘻にしたからと言って経口摂取が出来なくなるわけでは無いので栄養状態の回復で覚醒やリハビリの介入効果も出る場合もあります。


嚥下スクリーニング検査



 

不顕性誤嚥は非常にやっかいですが、口腔ケアにより肺炎になるリスクを下げることが出来ます。やり方がわからない場合は訪問歯科をしている歯科医院に聞くと詳しく教えてくれます、痂皮などの取りにくい汚れでも取るコツがありますので是非聞いてみてください!




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