食事に使うスプーン一つをとってみても様々な素材、形、大きさがあり使い分けることいよって食べやすい環境や誤嚥防止に役立ちます。
スプーンの形状を平なものに変えて口唇の閉鎖を促したり、ホールの浅い物を使用することで一口量の調整もしやすくなります、またKスプーンのように柄が長い物を使えば舌の送り込みが難しい方でも飲み込みやすくなります。
コップについても健康な方は問題なく飲み込めますが、嚥下障害のある方ではコップのみでは顎を上げた状態で頭部も後屈した状態になるので誤嚥のリスクが高まります。
吸う力がある場合はストローのみの方が一口量を調整した状態で頚部前屈位も取れるので誤嚥のリスクを軽減出来ます。
それぞれの状態に合わせて使い分けが安全、自立に繋がります。
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