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高齢者にみられる原始反射

原始反射といえば乳児が特有の刺激に対して示す中枢神経系によって引き起こされる反射ですが通常は成長と共に前頭葉の発達の過程で消失します。しかし高齢者においても大脳皮質や錐体外路の障害によって原始反射が再出現する場合があります。


・吸啜反射 指をお口に入れると上下の口唇でしっかりと咥えて吸い付いてくる


・咬反射  臼歯部を触ると噛むような下顎の上下運動がみられる


・口すぼめ反射 上唇の中央に触れると口唇が突出してくる


食べ物が口腔内に入ったときにこの原始反射が発現して一見咀嚼運動のように見えることがあります、咀嚼が必要な食べ物の場合は下顎は環状の回転運動を行い単純な上下運動とは違う動きをします。

ミールラウンド時に注目して原始反射なのか、咀嚼しているのかを観察して咀嚼障害があるのか確認が必要になります。




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