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嚥下調整食

更新日:2023年6月28日

摂食嚥下障害で食べる量が減ってきた、むせ込みが増えてきたなどで必要な栄養量が経口摂取できなくなる場合は嚥下調整食を用いて出来るだけ食べやすい食形態や誤嚥しにくい形態に変更することで対策をすることが出来ます。

それらのことを嚥下調整食と呼び介護施設や病院ではよく出される食事となっております。それでは細かい部分を見ていきましょう!

 

嚥下調整食の条件


・適度な粘度があり、まとまりやすい

・口腔や咽頭を滑らかに通過する

・ベタつかない

・密度が均一で残留しても喀出や吸引がしやすい

・咀嚼力が弱くても潰せる


など基本的にはまとまりやすく、硬すぎず、流れの良いものが使われます。


 

2021年に8年ぶりに学会分類2013が改訂され学会分類2021が作成されました。とろみに完成ては2013と変更はありません。最も難易度の低いものに関しては名称が嚥下訓練食品と変更になっています。



日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2021


コード0j(嚥下訓練食品0j)


均質で付着性が低く、凝集性が高く、硬さがやわらかく、離水が少ないゼリー、スライス状にスクウことが容易でスプーンですくった時点で適切な食塊状になっているもので丸呑みが可能、残留しても吸引が容易、また誤嚥した場合の感染を考慮してタンパク質含有量が少ないもの


コード0t(嚥下訓練食品0t)


均質で付着性が低く、粘度が適切で、凝集性の高いとろみの形態。

ゼリー丸呑みで誤嚥する場合や、ゼリーが口中で溶けてしまう場合は0jよりも0tが適している。原則的には中間のとろみあるいは濃いとろみで対応。


VEやVFで使われる検査食の最も飲み込みやすい候補


コード1j(嚥下調整食1j)


均質で滑らかかつ離水が少ないゼリー、プリン、ムース状の食品。

咀嚼に関連する能力は不要で、スプーンですくった時点で適切な食塊状になっているもの。


おもゆゼリー、ミキサー粥のゼリーなど

UDF区分 かまなくても良い


コード2(嚥下調整食2−1 2−2)


ピューレ、ペースト、ミキサー食など均質で滑らかで、ベタつかず、まとまりのあるもの。

タンパク質の含有量多少は問わない。


コード2−1が滑らかで均質なもの、コード2−2柔らかい粒などを含む不均質なもの

簡単な航空内の動作で適切な食塊にまとめられるもの

UDF区分 かまなくても良い


コード3(嚥下調整食3)


形はあるが、歯や補綴物がなくても押し潰しが可能で食塊形成が容易なもの、凝集性があって咽頭通過時にばらけやすさが無いもの

柔らか食、ソフト食と呼ばれる形態

UDF区分 舌で潰せる


コード4(嚥下調整食4)


硬すぎず、ばらけにくく、貼り付き憎いもので、箸やスプーンで切れる柔らかさを持つもの

上下の歯槽堤で押し潰し、すり潰しが可能な硬さ

UDF区分 舌でつぶせる 歯ぐきでつぶせる 容易に噛めるの一部


 

しっかりと食べやすくする工夫


最初に説明した大原則に則ってまとまりやすく、柔らかい形態のものに変更することでむせ込みにくく、食べやすくすることが出来ます。形がなくなるにつれて食感が失われ美味しく感じられなくなるかもしれませんが、味にアクセントを持たせたり彩を工夫することで美味しく感じやすくなります。

変更前

​変更後

フルーツジュース

フルーツゼリー

刺身

たたき

ステーキ

ハンバーグ

焼き魚

煮魚

ゆでたまご

オムレツ

つぶあん

こしあん

サラダ

蒸しサラダ


 

病院食や介護食は常食に比べると物足りない感じになりますが、必要な摂取量を取れないと筋肉量も落ちて悪循環に陥りますので、量とカロリーのバランスも考えてしっかり栄養を摂りましょう!




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