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歯科医院選びのポイント

コンビニより多い歯科医院、利便性や紹介などで通い始めるかたが多いと思います。選ぶ基準がわからない方も多くいると思いますので実際に選び方のポイントを挙げていきたいと思います。


*先生によって治療方針や大切にしているところは違うと思いますので一概には言えませんが、判断の参考になるヤバいポイントがありますので参考にして下さい。

 

①掃除が行き届いていない・・


どんな業種でもそうですが、掃除が行き届いていない、トイレが汚いなど細かいところに気を配れない歯科医院は清潔不潔などの感染予防対策、器具の滅菌や管理もずさんなところが多い傾向があります。いまだにグローブや機材を使い回したりするところもあるそうなので、気を付けて観察をしてみると良いです。


②機材がアップデートされていない・・


医療機器は年々新しい機器が出てきます。歯科用のCTや根の治療で使うニッケルチタンファイル、歯科用顕微鏡など治療法も日々改善改良されています。毎年新しいのを買う必要はありませんが何十年も同じ機器、同じ材料、同じ治療をしている所は日々の研鑽やアップデートを怠っている可能性があります。患者さんにより良い治療を提供することを一番に考えている先生かどうかの判断の基準にもなります。(一概には言えませんが・・)


*個人的な感想にもなりますが、顕微鏡(マイクロ)での治療は世界が変わります、根の治療しかり細かいところの虫歯の除去、ミラーテクニックなど技術のランクが上がります。歯科用顕微鏡のある医院の方が技術的なレベルは高い可能性があります。治療の記録も撮ることも出来ますし。


③とにかく処置したがる・・


保険診療の制度の良くないところですが、保険の診療報酬は細かく処置によって点数が決まっています。処置をしないと点数が取れないため、黒いだけの歯を削っては詰め、4ミリ以上あると言って歯石取りを何回も行い、歯軋りがあるといってマウスピースを作りたがります。(必要な場合もあります)

歯の治療は前にも述べた通り人工物で置き換えてるにすぎない為、経年劣化やトラブルはつきもので適切なケアを怠ると治療すればするほど抜歯に向かっていきます。黒いだけのところは削らない、何度も治療をやり直さない、という治療をしないというのも重要で日々のケアや食生活、噛み合わせのコントロールこそが原因の除去にあたります。



④とにかく抜きたがる・・


上記と同じですぐに神経を取ったり、歯を抜く歯科医院もあります。金属や詰め物が取れれば神経がむき出しの状態に近いので当然しみますし何らかの症状は出てしまいます、それを良いことに神経の処置をする所もいまだにあります。残すのが厳しい理由の説明もなくなんの症状も無い歯をもうダメだからといって抜いてインプラントや補綴にする先生もいます。(下記に述べる2年保証の問題も絡んできます)残すメリットとデメリットをしっかり確認した上で決定しましょう。



⑤とにかく自費をすすめる・・


自費診療は利益率が高く、先生方も時間をかけて丁寧に良い治療が出来るので出来ればこちらを選んでもらえた方がお互いに良い場合も多いのですが、保険だから長持ちしないとかダメな治療という訳ではなく患者さんも選択する権利がありますので保険と自費のメリットデメリットをしっかり聞いた上で選択できた方が良いです


⑥説明しない・・


何で通院しているのかわからないような歯科医院はやめた方が良いです。虫歯がありますとだけ言われ削られ終わりましたみたいな所もまだあるようです。最近では写真や動画などで記録も出来るので虫歯のある部分を写真やレントゲンなどで確実に説明を受けた方が良いです。診療回数も聞いてきちんと治療計画も立てているのかも確認しましょう


⑦先生が治療しない・・


いまだに歯科助手が処置をしているところもあるようです。制服を着ているとみんな同じにみえますが歯科助手が患者さんに触れて処置することが法律で禁じられています。歯科医師が殆ど処置しないような医院は人数を沢山こなして点数を上げたい医院です。治療もいい加減な可能性がありますので要注意です。


⑧その医院独自のルールがある・・


保険診療は多少の地域による違いはありますが、細かく規定されている為保険で出来ることと出来ないことは明確に区分されています。

むかしあった所だと金属の土台は保険がきかない、前歯のブリッジは保険がきかない、などの理由で自費にする所があります。これは間違いで保険で全然対応が可能です、他のやってくれる医院を探した方が良いです。


あと良くあるのはクラウンブリッジ管理料という項目がありこれを算定していると被せ物に関しては2年間の保証が効きます、2年間保険で作れないと言うルールではなくやり直しを無償でしなければならないルールです。

また現在では保険で白い歯を作れる部位がかなり拡大しています。強度の問題もありますが金属しか保険で作れないという説明をして自費に誘導する医院もあります。


*令和6年の改正でクラウンブリッジ管理料は単独の被せ物での算定は無くなりました。



⑨診療明細を発行しない・・


これもいまだにあるみたいです。診療明細には細かい診療点数の内訳が記載されています。身に覚えのない検査や処置は不正請求の可能性がありますので確認しましょう。

*保険の細かいルールや解釈があります


⑩スタッフやその家族が通院していない・・


スタッフは医院の内情を良くみていたり知っています。院内の衛生状態、清潔不潔、先生の治療や人間性などを見ています。スタッフや家族がその医院にかかっていないということは・・・そういう可能性があります。(だた恥ずかしいだけの場合もあるかも)



 

あくまで参考にした方が良い項目を挙げてみました。歯科医師の技術が高いかどうかは患者さんには分かりづらいところがあります。



また被せ物の精度も出している技工所でなく、それを作っている技工士さんによるところも大きいです。やはりすべてを突き詰めるとやっぱり自費でやっている歯科に行き着くのかもしれません、ですが皆さん日々の生活がありますので、お金や時間をかけれる方、説明がきちんと聞きたい方、とにかく処置を進めたい方、早く終わらせたい方、予防をしっかりしたい方など患者さん側のニーズも異なると思います。コンビニよりも多い歯医者さん、探せばきっとあなたに合うかかりつけ医がみつかるでしょう。



 

ヤブ医者



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